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ミシン目とツギハギ

舞台のこととかイベントのこととか

真田十勇士 感想

 

真田十勇士
東京公演 2016.9.11-2016.10.03 
会場:新国立劇場

横浜公演 2016.10.08-2016.10.10 

会場:KAAT神奈川芸術劇場

関西公演 2016.10.14-2016.10.23

会場:兵庫県立芸術文化センター

 

主催:日本テレビ

監督:堤幸彦

 

 

 あらすじ(公式サイトより引用)

「嘘も突き通せば真実となる」──。嘘から始まった「真田十勇士」の物語は、いつしか真実へと変貌を遂げ、激しい戦の中で、彼らは「真の英雄」へと成長してゆく。

関が原の戦いから10年以上の歳月が流れ、徳川家康は天下統一を目前にしていた。最後に残ったのは、豊臣秀吉の遺児・秀頼と付き従う武将たちであった。秀頼の母・淀殿は、「豊臣の世をふたたび」という妄想に駆られ、徳川との対立を深めていた。大坂を戦場とした戦が始まるのは、もはや時間の問題となっていた。

 

 

個人的な感想、感覚、考察でこの文章を書いています。また、台詞や場面展開は自分の記憶を頼りに書いております。間違い等ありましたら申し訳ありません。

私が村井良大くんのファンのため、村井くんへの感想が主となっているかと思います。
公演はまだ続いておりますが、内容に触れております。知らずにいたい方がおりましたら、読むのをお控えください。

(相変わらず舞台を見た人しか、むしろ見た人もよくわからないくらいの語彙力のない文章ですが、よろしくお願いします\\\٩( 'ω' )و ////)

 

 

 

観ました、舞台真田十勇士私が観劇したのは10.15のソワレ。

舞台を観る前にすでに映画を鑑賞済みだったので、ストーリーの流れはある程度把握していましたが、生の臨場感を体感したくて楽しみにしてました。唐突ですが映画版の海野ちゃんすごくかわいくないですか。コナンくんにしか見えないけど。

 

あまり多くの舞台を見ているわけではないので確実なことは言えませんが、プロジェクションマッピングがこんなに使われてる舞台ってある?!ってくらい、ふんだんに映像が流れてるのが印象的でした。舞台装置とプロジェクションマッピング、使える技術はフルに惜しみなく使って、本来よりも舞台を大きく見せているのに驚きました。セリフや音楽だけではなく、最新の技術を用いることでより舞台に華やかさや動きが加わるので、限られたステージでも奥行きが出てるように感じました。スタッフ、演者など誰か一人でも動きが狂えば全てが狂うでしょうし、どの舞台も勿論そうだとは思いますが信頼関係があってこその演出なんだろうなと思いました。舞台装置の安全性はもちろん確保されてるでしょうが、 演者によっては飛び回ったり跳ねたりと動きが活発なので、「これは体力使うぞ…」と呆然としてました。プロってすごい…。
わたしが見に行ったのは神戸公演で、関西バージョンとしてアドリブやらジョーク満載の公演となってました。ストーリー自体は単純明快(オチに近づくにつれだんだん複雑にはなっていきますが)な分、アドリブを織り込むことによって約3時間という長時間の舞台を飽きさせない工夫が散りばめられているように感じました。

 

好きな場面は何個かありましたが、殿の最後の合戦前の佐助と才蔵のやりとりが好きでした。自分が楽しむためだけに嘘をつき続けてきた佐助が、純粋に殿に天下を取ってほしいと望む姿が印象的でした。それを静かに聴いている才蔵からも、佐助との信頼関係が伺えて良いシーンでした。なんやかんや佐助と才蔵って良いコンビですよね。

 

 

 

気になった人に触れていこうかなーと思います。

・猿飛佐助役の中村勘九郎さん。ぴょんぴょん舞台装置を飛び回ったり畳み掛けるようなセリフもあったり、大変そう。けど随所にサービス精神が垣間見えてて、とにかく人を楽しませることが好きな人なんだろうなと思いました。あと表情筋がかなり発達してるなあと思いました。歌舞伎役者として今まで積み重ねてきた経験と技術が垣間見えて、あの器の大きさを含めて座長として尊敬される理由がなんとなくわかりました。

 

霧隠才蔵役の加藤和樹さん。初めて近くでお顔を見ましたが、端正すぎませんか。鼻筋がスッとしてて、眉が凛々しくて、目が大きくて…二次元かな???舞台メイクが映えててすごく華やかでびっくりした。クールなイメージがありましたが、結構コミカルなことも出来る人なんだなーと印象が変わりました。あと声が美しかった…!お顔のことばかりに触れててすみません…美形だったもので…!でも演技力も歌唱力も高くて、スターだなあ、かっこいいなあと純粋に見てました。余談ですが、同じ県生まれということで、なんか勝手に親近感を抱いてしまいました。

 

根津甚八豊臣秀頼役の村井良大さん。一人二役、しかも武士(甚八は武士でいいんですかね、農民なんですかね。表現が難しい…)と大阪城城主というとにかく演じ分けが大変そうな役柄を、村井くんなりに落とし込んできたなあと感じました。甚八の時は「ザ、使えなさそうな男」っていうくらい臆病で口が悪くて嘘を平気でつく役柄で。仲間が戦ってても「ヒェ〜!」ってなりながら一目散に隅っこに逃げてく感じ。いや、それはそれでかわいいんですけど、仲間だったらイラっとする…(笑)けど仲間との交流や仲間の死の直面によってだんだん自分の中で考えが固まっていく過程がよかったです。打って変わって秀頼様は儚げな殿って感じでしたね。自分の置かれている状況を冷静沈着に理解して、色んなものを抱えて生きているんだなと。殿の時の声がすごく優しげで柔らかくて、耳に優しい感じでした。

 

筧十蔵役の高橋光臣さん。こんな魅力的な役者さんがいるなんて知らなかった…。女性的な役柄でしたが、敵を斬る時にガラリと変わる目の色や、低くてよく通る声に男を感じました。殺陣の動きもしなやかなのも好きでした。凛々しさとコミカルな演技のバランスがとても良くて、目を奪われました。鎌之助とのやりとりが兎に角かわいくてかわいくて…!この作品の中なら1番好きな登場人物かもしれません。

 

真田幸村役の加藤雅也さん。登場した瞬間にステージが一気に華やぐ感覚に脳内で「ヒェ…ッ」ってなってました。圧倒的オーラ。作中でも触れてましたが、顔が美しいため目を引くんですよね。けど幸村の優しい気性や、守りたくなってくる人間的魅力が存分に溢れ出てて、殿のこと好きになりました。

 

淀殿役の浅野ゆう子さん。とにかく美しくて華やかで煌びやかで!高級感のある打掛がよく似合う!でも戦国の世を渡り歩いてきたが故の芯の強さも伝わってきました。浅野さんが低い声を出した途端に客席がピリッとしましたね。秀頼のことを心から愛しているのがわかって、わたしは子供がいませんが「母というのはこういう生き物なんだな」となんとなく感じました。賛同を得られるかどうかは別として、愛する息子に生きていてほしいという気持ちは本物だったんだろうなと。

 

 


長々と書きなぐりましたが、とにかくすごいものを見たなあと思いました。映画公開と舞台上演を同時期に行うという大型プロジェクトを、リアルタイムで見ることができてとてもいい機会となりました。ここに推しが関われてるということがなにより嬉しいですね。エンターテイメントの可能性を感じました。また真田十勇士の世界観に触れる機会ができるといいなと思いました。再再演を祈って。